赤ら顔の改善法【冷水で冷やす水洗顔】のメリットとデメリットとは?

赤ら顔で悩む方には水洗顔で冷やすと治る?

赤ら顔とは、顔の皮膚の薄い部分(頬、額、鼻および顎など)を中心に、赤みが続く状態を言います。
程度や発症のきっかけは人それぞれですが、
 日光に当たった時
 寒暖の差が大きい時
 洗顔料などにより皮膚が刺激を受けている時
などが発症の主なタイミングです。

赤みは皮膚の炎症や皮膚の下の毛細血管が拡張していることによりますが、皮膚の炎症や毛細血管の拡張について、原因ははっきりとはわかっていません。
血管機能の異常や、神経機能の異常が原因の一つであると考えられています。

赤ら顔の方が水洗顔で冷やすメリットとは?

赤ら顔は皮膚の炎症や毛細血管の拡張によるものですので、炎症を抑えたり、拡張した毛細血管を収縮させたりすることが赤みを抑える対策の1つです。

水洗顔に限りませんが、皮膚表面を軽く冷やすと、体温を維持するために毛細血管が一時的に収縮して皮膚の血流量が減少することが知られています。
つまり、水洗顔で顔を軽く冷やすことによって毛細血管が一時的に収縮しますので、顔の赤みが一時的に抑えられるのです。

また、「水洗顔で皮膚を冷やすこと」に着目すると上述のメリットがありますが、水洗顔で「洗顔料を用いないこと」に着目しても水洗顔のメリットがあります。
つまり、洗顔料に含まれる成分などによる皮膚への刺激が赤ら顔の誘因の1つである可能性がありますので、洗顔料を使わないことでその誘因を1つ取り除くことができるかもしれません。

以上から、顔を軽く冷やすことで毛細血管を一時的に収縮させて顔の赤みを抑えること、および、もし洗顔料が赤ら顔の誘因の1つであれば、赤ら顔になる誘因を1つ取り除くことができることが水洗顔のメリットだといえます。

赤ら顔の方が水洗顔で冷やすデメリットとは?

さて、水洗顔で軽く顔を冷やすことのメリットを説明しましたが、過度の冷やしすぎは禁物です。
皮膚表面を冷やすと毛細血管が一時的に収縮して赤みが抑えられる、と上のメリットの項で説明しました。

しかしながら、さらに冷やすとどうなるか?

…なんと、毛細血管が拡張して血流量が増えることが報告されています。
つまり、赤ら顔がより赤みを増す可能性があるのです。

この現象は「寒冷血管拡張反応」として知られていて、凍傷になるのを防ぐために、冷えている部分に血流を大量に送ろうとする人間の防衛システムです。

また、あまりに水温が低いと、水が皮膚に対して刺激性を持ちはじめます。
そうすると、寒冷血管拡張反応を抜きにしても、その刺激で顔が赤みを増す可能性があるのです。

以上から、冷やしすぎると毛細血管を拡張させてしまうことと、および冷たすぎる水は皮膚に刺激性がある、という点が水洗顔のデメリットだといえます。

正しい水洗顔の方法とは?

さて、水洗顔のメリットとデメリットをお伝えしました。
なんとなくお察しのことかとは思いますが、「冷たすぎる水を使わないこと」が正しい水洗顔を行う上で大切なことです。

それではどのくらいの温度の水がよいの?と思う方がたくさんいらっしゃるでしょう。

ポイントとしては、
 血管拡張反応を引き起こさない水温
 洗顔料を使わなくても十分に洗顔できる水温
の2点が大切です。

軽く冷やすことは毛細血管の一時的な収縮につながりますが、冷やしすぎると血管拡張反応を起こしてしまいます。
ある臨床研究の結果、室温を20度に下げた時は血流量が低下したが、15度に下げると血流量が増加した、と報告されました。
つまり、水温を15度以下に下げてしまうと水洗顔で冷やすことのデメリットが優勢になってしまいますので、水温は20度以上に保つほうがよさそうです。

また、水洗顔では洗顔料を使いませんので、顔の汚れを水でしっかり落としてあげなければいけません。
人の皮脂は15~17度で固まり、融点(物質が溶ける温度)は30度と言われています。
つまり、水で皮脂をきれいに流してあげるには、最低でも皮脂が固まらない20度以上の水温でないといけないように考えられますね。

具体的な水温を明確に特定することはできませんが、その日の気温や肌の調子と相談しながら、20~30度くらいのいわゆる「ぬるま湯」で水洗顔をしてみてください。
顔を軽く冷やしつつ、きれいに洗顔ができると思いますよ。

その後に必ず保湿を!できれば赤ら顔専用の化粧水を…

さて、正しい水洗顔で顔を冷やす方法について説明してきました。
しかしながら、水洗顔でも「余分な皮脂だけを流して必要な皮脂は残す」ということはできません。

残念ながら、正しい水洗顔でも、やはり必要な皮脂も多少は流れてしまいます。
皮膚の乾燥は赤ら顔の大敵ですので、水洗顔で冷やした後は化粧水で保湿してあげることが大切です。

化粧水なら何でもよいの?と疑問に思うでしょうか。
保湿しないよりはよいかもしれませんが、せっかくなので赤ら顔専用の化粧水を使用してみましょう。

赤ら顔は皮膚が炎症を起こしていることや皮膚の下の毛細血管が拡張していることによりますので、専用の化粧水には、それらに対応できる成分が含まれています。
専用の化粧水を使用すれば、ただ保湿するだけよりも高い効果が期待できますよ。

そのような化粧水には、低下した皮膚のバリア機能を回復させてあげることができるセラミドや、抗炎症作用や血行改善作用を有する生薬エキスなどが含まれていることが多いです。
少し値段が高いことが多いですが、せっかくですのそのような化粧水を選んでみてください。

まとめ

20~30度くらいのぬるま湯を使用して水洗顔をすることは、赤ら顔に対して効果がある可能性があります。
冷たすぎる水は赤ら顔に逆効果ですよ。また、水洗顔の後には必ず保湿をするようにしてくださいね。

 

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